今回は、支出を見直し、十分な生活防衛資金を貯めて、いざ金融資産を買おうと思っている方に役立ちます。
貯まったお金で結局何を買えばいいの?どれが正解なの?
そんな疑問を解決すると共に、
本当の資産を自分で選んで買えるようになります。
なお、本文の内容は2019年04月27日に公開された下記の動画になります。
ぼったくり投資信託商を買いたくない。
毎月分配型の投資信託はダメって分かるけど、それ以外にどんな点を見るの?
お金に詳しい人はどうやって良質な投資信託を見分けているの?
【結論】
- 毎月分配型の投資信託を避ける
- 高コストファンドを避ける
- アクティブファンドのほとんどはインデックスファンドに負ける事を知る
- 相場・基準を知る(適正利回り)
- どこに、なにに投資しているのか見る
- 自分がわからない物に投資しない
まずは地雷を避けるのが大切です。
まずはランキングを見てみましょう!
こちらが週間楽天証券売れ筋人気ランキング
ちょこちょこ地雷商品が混じってますがみさなんどれだか分かりますか?
この中で明らかに地雷ファンドは4、5位ですね。
毎月決算型、毎月分配型
理由:毎月分配型、高コスト&アクティブファンド、なにに投資しているのかさっぱりわからない。
①毎月分配型の投資信託を避ける
毎月分配型がダメな理由
- ぼったくり手数料
- ファンドの管理費用(信託報酬)
これをみて「んっ?」と感じるようになりましょう。
0.2%以上は割高だと切り捨てて大丈夫です!
- 分配金がタコ足配当
- 【正常な配当】
みんなから100万円集めて会社経営した。
↓
今年10万円の利益が上がったので出資者みんなで分け合いましょう。
【ダメな配当】
みんなから100万円集めて会社経営した。
↓
今年利益が上がらなかったので集めた100万円から10万円配ります。(タコ足配当)
これではなんの意味もありません。
毎月分配型はほとんどがタコ足配当です。
- 仕組みが複雑
- 何に投資しているのかどんな投資先か分かりずらい。
訳のわからない人に、なんとなくスゴそうと思わせるために見せてるんですね。
- 大体リスクが高い投資先
- 投資先を見てもよくわからない。
結局どこに投資しているの?
②高コストファンドを避ける
- 投資信託かかる手数料
- 購入時手数料
- 隠れコスト
これらのコストは、人が裁量で運用するアクティブファンドは手間分コストがかさみがち。
インデックスファンドは指数に連動させるだけだから低コストが多い。
信託報酬で2〜3%も持っていかれたら、
2〜3%以上の成績を超え続けるのは至難の技です。
なるべく手数料を低く抑えることは鉄則になります。
ズバリ0.2%以上の信託報酬は割高だと切り捨てて問題ありません。
③アクティブファンドのほとんどはインデックスファンドに負ける事を知る
・アクティブファンド=プロが裁量で運用する
トヨタが安いからトヨタを買おうかな?
そろそろ売ろうかな?
インデックス投資を上回る成績を目指すぞ〜!
・インデックスファンド=指数に連動するファンド
連動?指数って?
インデックスの種類はたくさんあります。
- 日経平均株価
- S&P500
- NYダウ
これらの株価指数に連動するように機械的に買っていくファンドです。
アクティブファンドはプロにお金を預けて運用してもらうのですが、
ポンコツなプロが多いのが投資の世界です。
一部優秀なアクティブファンドがあるのも確かですが、
それでも長期でみた場合はインデックスファンドには勝てません。
④相場・基準を知る(適正利回り)
相場を知らないと騙されます。
もやし1パック1,000円で売ってたらぼったくりだと分かりますよね。
でも、相場を知らないと平気で買ってしまうかもしれません。
利回りの相場
- アメリカ全体(S&P500)の平均利回り 6〜7%
- 株式市場平均の利回り相場 ざっくり4〜7%
- 世界最高の投資家ウォーレン・バフェットの平均利回り 21%!
これを知っていれば年30%超えの利回りの金融商品をみたら怪しいって思いますよね。
だって世界最高の投資家でも21%の利回りなんですから一目瞭然です(笑)
手数料の相場
買付手数料は無しが基本!
信託報酬(毎年の管理料)
- アクティブファンド 1%前後
- インデックスファンド 0.2%前後
- ETF 0.1%前後
これを極端に超えるような金融商品は全然ダメなので買う必要はありません。
まさにぼったくり商品です。
⑤どこに、なにに投資しているのか見る
いい金融商品は、どこの企業に、どれくらいの割合で投資しているのか?
非常に分かりやすく開示しています。
誰もが知っているような超有名企業ばかりですね。
投資信託はパック売りなので中身がわからない商品が多いです。
中身がわかることは非常に大切です。
⑥自分がわからない物に投資しない
自分が知らない会社
よく分からないもの
理解できないもの
どこぞのよくわからない人に自分の大切なお金を預けないですよね。
まとめ
これだけ気を付ければ最低限ぼったくりに遭わずに済みます。
【結論】
- 毎月分配型の投資信託を避ける
- 高コストファンドを避ける
- アクティブファンドのほとんどはインデックスファンドに負ける事を知る
- 相場・基準を知る(適正利回り)
- どこに、なにに投資しているのか見る
- 自分がわからない物に投資しない
99%の投資信託はぼったくりです。(積立NISA対象ファンドは比較的“マシ”なものが多い)
良い物を見分けようとすると、悪い物を自然と見分けられるようになってきます。
私が買っている&親にも勧められる商品
見分け方はわかったけど、具体的にどれがいいのか結局どれだよ!
というお方に。筆者もそう思うタイプです(笑)
最後に具体的に示して終わろうと思います。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(VT)
4つとも甲乙つけ難いくらい良いファンドだと思います。
これからもアメリカが世界の覇者で在り続けると思うなら米国に。
世界中の企業へよりリスク分散をしたいと思うなら全世界株に。
あとは各々の好みで選んでみて下さい。
それでは、また!
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